生命力に驚いた!不思議な出来事。

遅くなりましたがあけましておめでとうございます。

今年もマイペースにブログを綴っていきます。

昨年末の出来事ですが、ビックリと感動した事がありました。

私が可愛がってる猫ちゃんのホトちゃんの事です。

長文になります。

この子が突然、姿を消しました。毎日帰ってきてたのに…

ちょっと人懐っこく可愛い男の子だったので

もしかしたら、猫好きな人がこの子を連れて行ったのかな〜と

居なくなって1週間経った時は、我が家以上にホトちゃんを必要として大事にしてくれる人が連れてったのかな〜と

それはそれでいいやと半ば諦めてました。

ところが居なくなって19日経ったある日

すぐ近所の倉庫の中から…何やら猫ちゃんの鳴き声が!

まさかホトちゃん?でも声が違うな〜と思いつつ

でも猫が中に入ってるよね?出られないのでは?と

すぐにここの倉庫の持ち主に事情を伝え、開けてもらう事に!

普段は鍵をかけていらっしゃいました。

一緒に確認しようと中をみると、農機具や家庭菜園の道具の収納をされていて、足の踏み場が無いほどギュウギュウで真っ暗でした。

突然持ち主が「あ、猫ちゃんいるよ!ダンボールかじった跡がある!肥料袋も破けてる!」と!!

下を見ると肥料が溢れて散乱してるのが見えました。

すぐに私たちはある程度道具を出し、中の奥の方を覗き込むと

ホトちゃん!!

少し薄汚れて目が赤くて警戒した顔だったのですが

紛れもなくホトちゃんでした。

あー!!よかった!!ホトちゃんだ!!

しかしこんな真っ暗な中で飲まず食わず?の割りには、見た目綺麗だし痩せこけてないし…生気を感じるし…

すごい!

倉庫の持ち主は、ちょうど19日前?位に倉庫を開けて鍵しめてそれ以降閉めたままと言っていました。

じゃ、19日間ここに居たの?

太陽も当たらず、水もないし、食べ物もないしあるとしたら肥料食べてたの?

それにしても、それでこの状態のホトちゃん、生命力すごい!すごすぎる!

しかしすぐさまホトちゃんを倉庫から出そうとしましたが…

これまた驚く事になかなか出てくれない…

最初は私たちを警戒していたけど

声かけるとだんだん私を思い出してくれ始めた。

そしてお水飲ませたりご飯あげたりして、外に出るように少しずつ導いたけれど

やっぱり奥に引っ込んでしまう…

結構な時間がかかりそうだったので

少し荒療治だけど。

帰宅したカバ夫に頼んで無理やりホトちゃんを抱っこして

我が家になんとか連れて戻ったのです。

我が家に入れたホトちゃんは、パニック症状?(と言うのかも?)を起こしました。

とにかくミャーミャーと泣き叫ぶ、ウロウロ動き回る。

外に逃げはしないけど、ここはどこ?っていう状態。

様子のおかしさに他のママ猫やゲン兄やイチローが出てきて

ホトちゃんに近づくと…

まず、ママ猫はすごい威嚇の「シャー」を我が子に放つ!

そりゃ、ニオイも変わってるし、19日も離れてると違う猫だと思ったかもしれない…

倉庫から出てきたホトちゃんは倉庫とオシッコの混ざった独特のニオイがしてたから。

ホトちゃんの方はママ猫と認識してるように見えたけど、そんなママ猫の態度に複雑な表情をしていた。

そしてゲン兄、イチローのこの2匹は、ホトちゃんだとわかってたような態度をとった。

シャーも言わず警戒もせず逃げず、普通にしていた。

このそれぞれの猫ちゃんの態度にも私は驚いた。

今まで観察してて自分なりに感じたのが…

ゲン兄やイチローのようなキジトラの種類って、結構、情に厚いって事。

私自身が辛い気持ちの時に、この2匹がそばに居てくれて、すごく彼らの優しさを感じた経験があります。

ホトちゃんの話に戻りますが、30分ほどホトちゃんを撫でたりしてるとだんだんと落ち着いてきて

私の太ももの上に乗るようになりました。

それから2日間はホトちゃんはほぼ、私の太ももで過ごした…

やはり衰弱はしてたようです。

写真の見た目ではふっくら見えますが、お腹の張りがなく、同じ日に生まれたイチローよりもひとまわり小さくなってました。

見つけて4日目あたりから、袋に入って過ごしたり、動き始めました。

2週間経つと、動きも機敏になってきて、イチローとじゃれあい始めました。

優しいゲン兄と一緒に横で寝たりしてました。

徐々に徐々に体力も回復し始めて、発見してから3週間も経つと動きまくるようになりました!

よく高い所に登って優雅に寝てます…

発見して1ヶ月半も過ぎると、凛々しく、完全に復活しました!

しかし、こんな寝方をするお茶目さかわゆさは健在です!

ホトちゃんがいなくなった日が10月29日。倉庫で発見したのが11月17日でした。

倉庫の持ち主が言うには、あの11月17日に開けなかったら、12月末に開ける予定だったと…!!

ヒエェ〜

そのまんま、ホトちゃんが倉庫にいた状態だったら…どうなってたんだろう?

文章にも起こしたくないです…

兎にも角にも、ホトちゃんが泣いて助けを呼んでくれてよかった!!

私がその泣き声に気づいた事、そしてその倉庫の持ち主はよく話す顔見知りだし連絡した時に居てくれてすぐ対応してくれた。その不思議。

そして生き物の生命力の凄さ!回復力!自己免疫のすごさを知った!

ホトを病院に一度も行かせてないし、薬も一切使ってない。

水と、ただ食べそうな食事を与えただけ。

もしかしたら?

私たち人間もだけど、そこまで栄養やバランス考えて計って食べなくても、救急以外に病院にお世話にならなくても、自己免疫でなんとなるのでは?と思った。

それから、こういった事が起きる前、私はホトちゃん可愛いから誰か連れ去るかも?というマイナスな心配をどこかに抱いていた…

実際は現実通りはならなかったが、そのマイナスな心配が引き起こしたのかな?とも思いました。

言葉に出したり思ってる事は現実になるって話がありますから…。

ここまで長文読んでいただきありがとうございました。

YOUTUBEのサブ堂きまこチャンネルでも紹介してます。見たい方はどうぞ。→ 19日間閉じ込められた猫、復活!

 

 

 

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